一昨日の深夜、0時ごろ。
グレースの鳴き声で、眠りから引き戻されました。
昨年のあの時と同じ、胸を締めつけられるような、苦しそうな鳴き声でした。
「どうしたの?」
そう声をかけ、そっと体をさすってあげると鳴きやむ。
でも手を離すと、また鳴く。
まるで「そばにいて」と必死に訴えているようで、離れることができませんでした。
1時間以上経っても鳴き止まず、あまりにも辛そうだったので、
処方されている痛み止めを飲ませました。
3時ごろ、ようやく落ち着き、静かに眠ってくれました。
その寝顔を見ながら、胸の奥がずっと痛んでいました。
夕方、病院へ連れて行き、検査をしてもらいました。
血液検査の結果は、前回よりもさらに厳しいものでした。
赤血球の数値が大きく下がっていたのです。
正常値が550〜850万のところ、263万。
数字を聞いた瞬間、言葉を失いました。
どこかで出血している可能性があるとのことで、エコー検査をしてもらいました。
先生が最も懸念していた心臓付近からの出血は確認できませんでしたが、「他の場所に転移している可能性も考えられます」
その言葉が、静かに、でも確実に胸に突き刺さりました。
その後、先生と今後の方針について話し合いました。
治療方法の説明を受けた上で、私たちの想いを伝えました。
もし延命をしても、年単位で生きることが難しいのであれば、少しでも苦痛を減らしてあげたい。
そのための治療を選びたい、と。
いつかは必ず訪れると分かっていました。
血管肉腫と診断された時から、覚悟もしていたはずでした。
それでも、この現実は、想像以上に辛い。
今、グレースは私の足元で眠っています。
ご飯も食べるし、散歩に行けば楽しそうに歩く。
一見、何も変わらない日常です。
でも確実に、少しずつ、命が削られていっている。
だからこそ、残された一日一日を、噛みしめるように、大切に過ごしていこうと思います。
グレースと一緒に。






















